「冗長性と象徴性」が形として実現。
大多喜町役場、増築棟が完成。
30日は関係者への内覧会で、プロポーザル審査員だった一人として出席。
参加者の多くは、都会で設計に携わる若手や、千葉先生の関係者の方々。

町屋の小屋張りをイメージした大きな梁。構造はS造(鉄骨)。

黒いボックスのような書庫、そこから2階の事務室へ繋がる。

既存棟から見る増築棟、9月には既存棟の保存改修工事がスタート。
千葉先生、休む間も無く、次の工事へ続行。

大きなガラス面は引き違い戸、冗長性のある設計。

冗長性:規定の機能が遂行するための手段、又は機構要素を余分に付加し、
その一部が故障しても、全体としては故障とならない性質。
「変化への対応ができる、可変性の豊かさ」が理解しやすい。